ハンガリーにおける研究開発(R&D)支出は昨年、6,540億フォリント(約20億ユーロ)を上回り、対国内総生産(GDP)比で1.53%を記録した。前年から実質ベースで27%拡大した。
政府によるR&D支出は28.3%増の2,110億フォリント(約6億4,500万ユーロ)で、R&D支出全体に占める割合は32.3%と、前年から0.5ポイント増加した。
一方で民間支出は25.7%増の3,420億フォリント(約10億4,600万ユーロ)で、全体の52.3%を占めた。前年は52.7%だった。
外資によるR&D支出は25.9%増の970億フォリント(約2億9,700万ユーロ)で、全体に占める割合は横ばいの14.8%だった。外資のうち79%は民間からの支出だった。
支出内訳をみると、R&Dプロジェクト関連が1,130億フォリント(3億4,500万ユーロ)、一般R&D経費が5,360億フォリント(16億3,800万ユーロ)だった。一般経費のうち、人件費は3,030億フォリント(992億ユーロ)、材料調達費は606億フォリント(1億8,600万ユーロ)、サービス調達費は1,120億フォリント(3億4,200万ユーロ)だった。(1HUF=0.37JPY)