鉱山用車両大手ベルアズ、新塗装工場の稼働開始

ベラルーシの鉱山用車両製造大手ベルアズ(BelAZ)が首都ミンスク近郊で新塗装工場の稼働を開始した。投資額は約3,500万ベラルーシルーブル(約1,550万ユーロ)。現地メディアがパコムチック社長の談話として報じたところによると、生産体制近代化に2025年までに総額4億ベラルーシルーブル(約1億7,700万ユーロ)を投資する計画だ。

新塗装工場の立地はベルアズ本拠地のジョジナで、敷地面積が5,200平方メートル。ホイールローダーや、積載量が90トンから世界最大級の450トンまでのダンプトラックの部品を処理する。従業員は約300人。

国営のベルアズは超大型ダンプトラックをロシア、CIS(独立国家共同体)諸国、アフリカ、アジア、中国など70カ国超に輸出する。市場シェアはロシアが90%超で、世界全体では30%を占める。約10年前に生産体制の刷新に着手し、生産工程の8割をコンピューター制御できるようになった。(1BYR=0.01JPY)

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