1~9月の建築許可1.9%減少

ドイツ連邦統計局が20日発表した1~9月の建築許可件数(増改築を含む)は前年同期比1.9%減の25万7,887件へと後退した。都市部での住宅需給ひっ迫や歴史的な低金利など追い風はあるものの、人口密集地域で用地の確保が難しくなっていることや煩雑な行政手続きが足かせとなっている。

新築住宅の許可件数は22万1,803件で、前年同期を3.0%下回った。都市部で需要が大きい三世帯以上の集合住宅が3.4%減の13万682件へと後退。二世帯住宅も1.5%落ち込んだ。一世帯住宅は0.5%増だった。

増改築は7.2%増の3万1,877件へと拡大した。

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