独オペルの新「インシグニア」、LEDライト「IntelliLux」の最新タイプを搭載

仏自動車大手PSAの独子会社オペルは4日、フラッグシップモデル「インシグニア」の3代目モデルに、グレアフリー(防眩)ハイビーム機能を持つ最新のLEDマトリクス・ライトシステム「IntelliLux」を搭載すると発表した。同ヘッドライトは片方あたり84個のLED素子を組み込んでおり、これまで以上に高い視認性と省エネ性能を実現している。右左折時には光が車両の旋回方向に膨らむことで、道路標識を確実に照らし出したり、対向車の幻惑影響を軽減したりできる。フロントカメラの「オペルアイ」と連動し、交通状況に合わせて自動的に照射距離や光量を最適に調整する。

新型「インシグニア」にはグランドスポーツ・リムジンとスポーツツアラー・エステートの2モデルを設定する。運転支援機能として、デジタルリアビューカメラとレーダーによる車両接近警報を組み合わせた安全支援システムや、緊急自動ブレーキ機能や歩行者検知機能などを搭載する。

オペルは新モデルを2020年1月10日-19日にかけて開催されるブリュッセル国際モーターショーにおいて公開する予定。

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