独フォルクスワーゲン(VW)傘下の高級車大手アウディ
は9日、SUV「Q7」のプラグインハイブリッド(PHV)モデル「Q7
TFSI
E
クワトロ」を年末に市場投入すると発表した。「Q7
TFSI
E
クワトロ」は、直噴3.0リットルV型6気筒ガソリンターボエンジン「TFSI」(出力250KW/340PS)と電気モーターを搭載。「Q7
60
TFSI
E
クワトロ」(出力335KW/456PS)と「Q7
55
TFSI
E
クワトロ」(出力280KW/381PS)の2機種を用意する。
リチウムイオン電池の容量は17.3キロワット時(kWh)。電気モーター単独での最高速度は両モデルとも135km/hで、航続可能距離は最大43キロメートル(WLTPモード)となっている。時速0~100kmの加速性能は5.7~5.9秒、最高速度は240km/h。走行1
km当たりの二酸化炭素(CO2)排出量は69~64グラム。そのほか、アプリ「myAudi
App」などのコネクティビティ(接続)機能や充電サービス「eトロン・チャージング・サービス」により快適性を大幅に向上させている。
販売価格は「Q7
60
TFSI
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クワトロ」が8万9,500ユーロから、「Q7
55
TFSI
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クワトロ」が7万4,800ユーロからの設定となっている。なお、「Q7
TFSI
eクワトロ」は、「Q5」、「A8」、「A6」、「A7スポーツバック」に続く5車種目のプラグインハイブリッドモデルとなる。