ポーランドのポズナニとクラクフの公共交通事業者が電動バスの導入に向け、欧州連合(EU)から多額の助成を受けることが決まった。
EUの助成を受けた運輸プロジェクトを管轄する欧州運輸案件センター(CUPT)は12月23日、ポズナニのMPKポズナニと9,100万ズロチ(2,140万ユーロ)の助成を内容とする契約を結んだ。これにより、MPKポズナニは電動バス37台を調達する。
CUPTはまた、先月31日にクラクフのMPKクラクフと1億1,000万ズロチ(2,590万ユーロ)の助成で契約を結んだ。電動連接バス50台の購入が予定されている。
この調達については20日、2度目の入札手続きがスタートした。最初の入札で応札額が調達予定額(1億2,900万ズロチ)を大きく上回ったためだ。
応札したソラリスとエヴォバスの応札額はそれぞれ1億3,450万ズロチ(3,130万ユーロ)、1億5,180万ズロチ(3,540万ユーロ)だった。(1PLN=28.57JPY)