トルコ統計局(TUIK)が10日発表した2019年10月の失業率は13.4%となり、前月の13.8%から0.4ポイント改善した。失業率の低下は2カ月連続。前年同月比では1.8ポイント上昇した。
労働参加率(LFPR)は53.4%で、前年同月比で0.7ポイント低下した。性別でみると、男性は1.1ポイント減の71.9%、女性は0.2ポイント減の34.6%だった。
就業者数は2,834万3,000人で、前年同月を52万7,000人下回った。業種別の内訳は農業が17.9%、鉱工業が20%、建設業が5.8%、サービス業が56.3%だった。
失業率は2019年2月の14.7%から5月に12.8%まで改善した後、8月まで3カ月連続で上昇していた。