ウズベキスタン政府は14日、日本、アラブ首長国連邦(UAE)との提携の具現化について協議した。ミルジヨーエフ大統領が昨年、両国首脳と会談し、協力強化に向け貿易、経済、投資などで合意した内容に基づくものだ。
提携分野はエネルギー、インフラ開発、石油ガス開発、化学、石油化学、機械エンジニアリング、農業、食品、観光などで、日本との提携プロジェクトの投資規模は66億ドル超、UAEとは100億ドル超に上る。
ウズベキスタンは日本国際協力機構(JICA)の支援で、神経医学と脳卒中に特化した研究実践医療センターを設立する計画だ。また、IT分野の近代化や技術・設備刷新プロジェクトを進めるため、日本人専門家がIT通信省に派遣された。UAEとは太陽光発電施設の建設やアブダビ・ウズベク基金の設立(投資資金10億ドル)などに着手している。