仏自動車大手のPSAグループは4日、すべての自動車メーカーの修理サービスを提供するアフターサービスブランド「ユーロリペア・カーサービス」の拠点が世界26カ国、5,000店舗を超えたと発表した。直近の2019年10-12月期ではスロバキア、クロアチア、仏領の島しょ部(グアドループ島、マルティニーク島、レユニオン島)、パナマでも新たにオープンした。欧州域外の拠点は11カ所にとどまるが、PSAは2023年までに同ブランドのサービス拠点を世界1万カ所に拡大することを目指している。
PSAはアフターサービス事業を成長戦略「プッシュ・ツー・パス」の一つに位置付けている。同社でアフターサービス事業を率いるジャン・クリストフ・ベルトラン氏は、「ユーロリペア・カーサービスのネットワークに加わることで、独立系アフターサービス(修理)事業者はPSAグループの技術ノウハウやマーケティング、物流サポートを享受できるようになる」と述べた。