SEGオートモーティブ、ハンガリーに新工場

独自動車部品メーカーのSEGオートモーティブは、ハンガリーに新工場を建設する。2021年半ばには、2003年に操業を開始した既存工場から新工場への生産移転を完了する予定。2月24日付の独業界紙『オートモビルボッヘ』(電子版)が報じた。

同紙によると、新工場は、Szirmabesenyoの既存工場から約3キロメートル離れた場所に建設し、2018年に稼働した物流センターに隣接する。新工場では、より柔軟で、高効率な生産工程を導入する計画。また、スターターや発電機に加え、将来は48ボルトや高電圧の製品も生産する計画がある。さらに、デジタル化や自動化、ロボット導入によりに生産工程を最適化していく方針を示している。

SEGオートモーティブは独自動車部品大手ボッシュのスターター・発電機事業を前身とする。本社をシュツットガルトに置き、世界14カ国に約8,000人の従業員数を抱える。ボッシュは2017年に中国の自動車部品会社である鄭州煤礦機械集団(ZMJ)と投資会社のチャイナ・ルネッサンス・キャピタル・インベストメント(CRCI)のコンソーシアムにスターター・発電機事業を売却した。

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