トルコ商用車製造テムサ、チェコPPFなどに売却へ

トルコのサバンジュ財閥はこのほど、傘下の商用車製造テムサ(Temsa)を、チェコの投資会社PPFと車両大手シュコダ・トランスポーテーションの関連会社に売却すると発表した。売却先の2社は株式50%ずつを取得する。取引成立には資産査定(デューデリジェンス)と当事者間の協議、規制当局の承認が必要になる。

テムサは1968年の創業で、トルコ南東部のアダナに拠点を構える。電動の路線バス車両「アヴェニュー・エレクトロン」や「MD9エレクトリシティ」を含め、年間1万台の長・短距離バスや小型トラックを生産し、世界70カ国で販売している。

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