ベラルーシ政府、EV普及策を導入

ベラルーシ政府が電気自動車(EV)の普及策として、EV購入や充電設備の設置に対する優遇措置を導入する。並行して実施しているEVの国内生産推進策との相乗効果で、EV生産業界の成長を強力に後押ししたい意向だ。

ユーリ・チェボタル副経済相によると、同措置導入は大統領令に盛り込まれたもの。(1)EV購入者に対する優遇措置(2)企業による充電設備の購入・設置に対する優遇措置(3)充電設備網の拡大を促進する措置――を含む。(1)については、◇公道での駐車料金や道路使用税の免除◇個人輸入における付加価値税(VAT)免除◇個人が国内で購入する場合は5,000基本単位(現行では13万5,000ベラルーシルーブル=約5万1,400ユーロ)を限度にVAT払い戻し◇法人は投資控除を100%適用――といった措置がとられる。(1BWP=9.42JPY)

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