ハンガリー中央統計局が12日発表した1月の鉱工業生産高(確報値、稼働日調整済み)は前年同月比で2.4%増加した。同業生産高のプラスは2カ月ぶり。前月は1.2%減少していた。主要産業の自動車が伸びて全体をけん引した。
分野別でみると、構成比で94%を占める製造業が前月の1.4%減から3%の増加に転じた。エネルギー業は2.8%の増加。鉱山・採石業は9.3%減少した。
製造業では同業生産高の31%を占める「輸送機械(自動車含む)」が10.6%増加したほか、「コンピューター・電子・光学機器」は前月の1.4%増から8.4%増へと大きく拡大。「電気設備」(17.7%増)、「食品・飲料・たばこ」(5.3%増)も好調だった。
「ベースメタル・金属加工品」は13.2%、「ゴム・プラスチック・非金属鉱物」は3.3%減少した。