独ZF、フロント用電動パーキングブレーキを量産

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは12日、前車軸(フロントアクスル)用の電動パーキングブレーキ(EPB)を量産すると発表した。これにより、小型車にもEPBを搭載できるようになる。ZFは現在、韓国と中国で量産を開始している。

ZFによると、EPBはすでに、大・中型車やコンパクトカーにも搭載が進んでいるが、小型車や超小型車では設計上の理由から搭載が難しい問題があった。

ZFによると、フロント用EPBの採用により、従来のハンドブレーキレバーをスイッチなどに変えることが可能になりデザインの自由度が高まる。また、EPBは、坂道発進での後退防止や、渋滞時のストップアンドゴー機能などに活用することができ、安全性や快適性も向上する。

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