独自動車部品大手のブローゼは3月26日、欧州の大部分の拠点で3月末から業務を休止すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大による、顧客の生産休止を受けた措置。同社の顧客の多くは4月半ばまで生産を休止している。
ドイツの拠点はすべて、少なくとも4月19日まで業務を休止する。休暇処理や時短手当の申請で対応することで労使が合意した。拠点によっては3月27日から休業する。
なお、中国、メキシコ、米国向けの出荷や、一部のプロジェクト、施設運営の維持に必要な業務は継続する。ブローゼは、北米では、在宅勤務やシフト調整などで対応している。また、中国では業務を再開している。