蘭DAF、電動ゴミ収集車を実証試験

蘭商用車大手DAFは3月20日、同国の廃棄物処理会社ROVAの下でDAFの電動ゴミ収集車「CFエレクトリック

6×2」の実証試験を開始した発表した。オランダのズウォレで実施する。

同モデルは、蘭VDLが製造した電動の廃棄物回収装置を採用しており、収集車の電気駆動システムもVDL製を採用している。車両総重量(GVW)は28トン。3車軸のため密集した都市部での操舵性に優れている。

電気駆動システムの出力は210kW、トルクは2,000Nm。車載充電池の容量は170kWhとなっている。ゴミ収集車は通常、数時間おきに収集物を排出するため車庫に戻ってくる。同モデルではその際、約30分の充電時間で電池容量の最大80%までを充電することができる。

上部へスクロール