フランクフルト国際空港の運営会社フラポートは15日、同空港の4月6~12日(2020年第15週)の旅客数が前年同期比96.8%減の4万6,338人へと激減したことを明らかにした。新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大していることが反映された格好だ。
貨物取扱量も28.1%減の3万2,027トンと大きく落ち込んだ。重要物資のサプライチェーンを維持する動きを背景に貨物機の離発着数は約29%増えたものの、旅客機による貨物輸送の減少を相殺できなかった。
3月の旅客数は前年同月比62.0%減の約210万人、貨物取扱量は17.4%減の16万7,279トンだった。