BMW、マスク生産

独自動車大手のBMWは4月半ばにもフェイスマスクの生産を開始する。独業界紙『オートモビルボッヘ』（8日付、電子版）が報じた。BMWのオリバー・ツィプセ社長によると、BMWは現在、生産設備を調達している、1日あたり数十万枚のフェイスマスクを生産する計画で、今後2週間で100万枚を寄付できると見込んでいる。

同社はすでに、本社のある独バイエルン州に医療用手袋100万ペアとマスク（FFP2）5万枚を寄付している。また、新型コロナウイルスの感染拡大防止に携わる、当局や支援機関などに数百台の車両を提供している。

これに加え、同社の調達・サプライヤーネットワークを活用し、自社用だけでなく、当局向けなどにも医療用品の調達を支援している。