仏PSAがミュルーズ工場でマスクを生産、従業員に配布

仏自動車大手のPSAは5月28日、フランス東部のミュルーズ工場で8月からサージカルマスクの生産を開始すると発表した。同社は新型コロナウイルス感染予防のため従業員1人あたり1日2~4枚のマスクを支給する。生産量は最終的に月1,000万枚となる予定。

マスクの生産は自動化されたラインで数十人が担当する。これと並行し、PSAのパートナー企業でも2つめの生産ラインを稼働させる。同体制を1年間継続したのち、2021年8月に2つめの生産ラインをミュルーズ工場に設ける予定。マスクの生産設備はフランス国内のメーカーが開発したという。

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