Accenture

新型コロナウイルスの感染拡大により、ドイツのデジタル・インフラの不備が顕著になっている。国際コンサルティング大手のアクセンチュア・ドイツ法人 のフランク・リーメンシュペルガー社長はこのほど、ドイツ通信社(DPA)に対し、ドイツのデジタル・インフラ整備が他国に比べ5~10年遅れていると指摘、政策対応の必要性を訴えた。独業界紙『オートモビルボッへ』(電子版、5 月31日付)が報じた。同社長は、「自動車販売においてもディーラーなどの店舗販売がまだ主流である」と述べ、危機感を示した。「自動車産業支援のために政府が検討している新車購入補助金の予算を国内企業(1万社)のデジタル化推進に使った方がよい」との見解を示した。

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