BMW、内装用ナノファイバーフィルターを順次導入

独自動車大手のBMWは10日、ナノファイバーを使用した新しい内装用フィルターを導入すると発表した。これにより、超微細ダストに加え、特定の微生物粒子やアレルギー物質の車内への進入を防ぐことができる。

当該フィルターは、今秋からロールス・ロイスのモデルに標準装備として先行投入する。来年初めには、BMW「7シリーズ」、「8シリーズ」、「X5」、「X6」、「X7」にも導入し、段階的に他のモデルにも採用を広げて行く。

BMWはフィルターのほか、外気の状態を検知して、自動的に換気モードをオンにし、車内の空気を短時間で浄化するシステムも提供している。

換気モードは、ドライバーが手動でオンにすることもできる。また、BMWコネクテッドのアプリを利用すれば、出発前あるいは降車後に、空調システムの換気機能をオンにして車内の空気をきれいにすることができる。

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