AMSのオスラム買収、欧州委が承認

欧州委員会は6日、センサー大手のAMS(オーストリア)が独照明大手オスラムを買収する計画を承認したと発表した。AMSは1月、オスラムに対する株式公開買い付け(TOB)で株式59.9%を確保したと発表していた。買収額は46億ユーロに上る。

欧州委は両社の事業がオプティカル(光学)センサー、レーザーダイオード(半導体レーザー)で重複する点を中心に買収可否の審査を進めた。その結果、両社のシェアが大きくなく、有力な競合企業が存在することなどから、競争上の問題はないと判断し、無条件で承認した。

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