路面状況に関する情報を異なる車両クラス間で共有できるシステムの開発に取り組むドイツのプロジェクト。
自動運転においては、路面状況の把握が重要な意味を持つ。その際、車両の走行データ、カメラやその他のセンサーのデータを統合して路面状況を分析する必要がある。
当該プロジェクトでは、乗用車や商用車など様々な車両のデータを標準化し、クラウドを介して情報を共有するシステムについて研究する。
実施期間は2020年6月~2023年5月まで。プロジェクト予算は213万5,836ユーロ。うち、ドイツ連邦運輸デジタルインフラストラクチャー省(BMVI)が56%を支援している。
プロジェクトの調整役は自動車部品大手のワブコが務める。このほか、自動車用照明・電子部品大手のヘラー、ハノーバー大学などが参加している。
プロジェクトパートナー:
◇ WABCO GmbH(調整役)
◇ Hella Fahrzeugkomponenten GmbH
◇ OKIT GmbH
◇ VISCODA GmbH
◇ Spedition Bartkowiak GmbH
◇ Leibniz Universität Hannover