韓国自動車部品メーカーの京信は5月27日、セルビア中部のスメデレブスカ・パランカで工場建設を開始した。同社にとって欧州初の生産拠点で、投資額は2,000万ユーロ。700人~1,000人を雇用し、電気駆動車向けの電装部品を製造する。来年初頭の操業開始を見込む。
同社はワイヤーハーネスや電圧コネクターなどの電装部品を生産し、韓国メーカーのほかフォルクスワーゲン(VW)、フォード、ボルボなどに供給している。韓国国外では中国、カンボジア、インド、米国、メキシコ、ホンジュラスに生産拠点を持つ。2004年から住友電装と住友電気工業が資本参加している。