米自動車大手のフォードは8月24日、子会社で電動キックボードのシェアリングサービスを提供するスピンが英ミルトンキーンズで一般向けサービスを開始したと発表した。台数は当初100台、9月中旬までに300台に増やす。同国では新型コロナウィルスの流行を受け、7月から公共交通機関に代わる移動手段として電動キックボードのレンタル事業が解禁された。今回のスピンの事業はその最初の事例となる。
利用料金は1分あたり0.25ポンド。スピンのアプリをダウンロードすると、近くにある電動キックボードを確認し、予約することができる。スピンはユーザーに対し、安全運転の学習コンテンツ「スピン・セーフデジタル」も提供する。
スピンは英国でこのほか、オックスフォードやカンタベリーなどでもサービスを開始する予定。