独コンチネンタル、ルーマニアR&D拠点を強化

独自動車部品大手のコンチネンタルは2日、ルーマニア事業に3,300万ユーロを追加投資し、ティミショアラの研究開発(R&D)センターを拡張すると発表した。6階建てのオフィス棟を新設するほか、グループ内で開発した製品の試験・検証エリアを設ける。すでに建設に着手しており、来年4月に完成する予定だ。

コンチネンタルは全事業部門でルーマニア子会社を展開し、昨年末現在の従業員数は2万人を超える。昨年の対ルーマニア投資額は2億ユーロに上り、今年も同水準の投資を計画する。

ルーマニアでは、カレイ、シビウ、ヤシ、ブラショフ、ナダブ、ティミショアラの6都市で、7つの工場と4つの技術センターを運営する。また、ブカレストにはタイヤ販売センターも持つ。

さらに、スラティナでベルギーのベカルトと合弁でタイヤ補強材のスチールコードを生産するほか、ヤシに独照明大手オスラムとの知的照明合弁会社の拠点を構える。

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