BMW、独ライプツィヒ工場で電池モジュール生産

独自動車大手のBMWは23日、ドイツのライプツィヒ工場で電池モジュールを生産すると発表した。2021年半ばからBMWグループの電動車に搭載する充電池用のバッテリーモジュールを生産する。これに伴い、2022年までに1億ユーロ超をライプツィヒ工場に投資する。同工場では2022年までに、バッテリーモジュールの生産に携わる従業員が150人以上となる予定。

BMWグループは現在、ディンゴルフィング(ドイツ)、スパータンバーグ(米国)、瀋陽市(中国)の3拠点で車載電池を生産している。ライプツィヒ工場でのモジュール生産により、今後の電動車の販売増加に対応する。

BMWグループは、欧州におけるBMWグループの販売台数に占める電動車の割合を2021年に4分の1とする計画。2025年には全体の3分の1、2030年には2分の1にまで引き上げることを目指す。

また、2023年には、BMWグループの電動車のラインアップを25モデルとし、そのうち半数を純粋な電気駆動車とする計画。

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