独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は13日、ヴルフラビー工場における生産自動化が前進したと発表した。CNC切削加工ラインのワークピース(原材料)補充を自動化するもので、シュコダ自では「『インダストリー4.0』を一歩進めるもの」ととらえている。
今回導入されたシステムでは、加工ラインのワークピースの容器が空になると、その事実を自動的に報告し、この報告を受けたロボットがワークの入った容器を運んでくる。帰り道には空の容器を再び倉庫に持ち帰る。ロボットの移動にはモノのインターネット(IoT)をベースとするセンサー技術が用いられている。