中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)は20日、ハンガリーのブダペストに研究開発(R&D)センターを設置すると発表した。人工知能(AI)、ストリーミング、画像処理、信号システムなどの開発を重点的に行う。約100人のエンジニアを雇用する予定だ。完成すると、ハンガリーで3番目の拠点となる。
ファーウェイの現地子会社は同日に開かれたハンガリー進出15周年記念式典で、2005年以来の対ハンガリー投資残高が15億米ドルに上り、同国での雇用がこれまでに2,400人弱に増加したことを明らかにした。今後も大学との提携や成人教育など、ハンガリーでの活動を強化する予定だ。
同社の昨年のハンガリーでの売上高は770億フォリント(約2,300万ドル)に上る。