独機械業界の生産高、昨年は12%減少

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は8日、独業界の生産高が昨年は前年比で実質12.1%減(暫定値)となったことを明らかにした。減少幅は金融・経済危機の直撃を受けた2009年(約25%減)以来の規模。今年は増加幅が4%にとどまる見通しで、新型コロナ危機前の水準まで回復するには時間がかかりそうだ。

昨年の減少幅(12.1%)はVDMAの直近の予測(14%減)に比べて小さかった。VDMAの主任エコノミストはこれについて、11月と12月の減少率が想定していたよりも小さかったためと説明している。

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