ポーランド製薬大手、新型コロナ治療薬の製造を開始

ポーランドの製薬大手バイオメッド・ルブリンは18日、新型コロナウイルス感染症の治療薬の製造に着手したと発表した。2カ月以内に臨床試験を開始する。

新薬は感染症から回復した人の血漿(しょう)から取り出した免疫グロブリン(Ig)を含む。バイオメッドは臨床試験で血漿輸血による治療の効果が確認できる可能性が高いとみている。まず3,000回投与分を生産し、臨床試験を実施するルブリン感染症センターに供給する。

バイオメッドは7月末、地域献血・血液治療センターを通じて、新型コロナウイルス抗体を含む血漿171.1リットルが集まったと発表していた。

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