ポーランドのバス製造大手ソラリスが、ルーマニア5都市からバス及びトロリーバスを合わせて65台受注した。来年からクラヨバに電動バス16台、プロイエシュティにトロリーバス20台、サトゥ・マーレにハイブリッド(HV)バスを6台、メディアシュにトロリーバスを3台、ガラツにHVバスを20台納入する。
ソラリスは2006年にルーマニア市場へ進出。同国におけるバスとトロリーバスの販売台数は累計で300台弱に上る。今年はブラショフにトロリーバスを26台、サトゥ・マーレにHVバスを11台納入した。
ルーマニア事業を統括するダニエル・チョラン氏によると、ルーマニアは運輸分野のクリーン化に向けて欧州連合(EU)などの支援基金を非常に積極的に活用しているという。
同社は2018年以来、スペイン鉄道車両製造大手CAFグループの傘下にある。