センサーの世界的大手である独バルーフ・エレクトロニカが、ハンガリーにおける研究開発(R&D)事業強化に21億フォリント(約580万ユーロ)を投じる。西部ヴェスプレーム工場のR&D能力を50%引き上げる計画で、900人の雇用維持と並び、高技能者30人の雇用創出効果があるとみられている。政府から5億1,800万フォリントの助成を受ける。
バルーフは工場を自動化するファクトリーオートメーション(FA)向けの電子部品を得意としており、独アウディ、メルセデス、米ゼネラルモーターズ(GM)に製品を供給する。ハンガリーの自動車工場も同社の顧客だ。(1HUF=0.36JPY)