2021/2/17

テクノロジー

NECがチェコ気象庁からベクトル型スパコン受注、気象災害の軽減に貢献

この記事の要約

日本電気(NEC)は12日、チェコ気象庁(CHMI)にベクトル型スーパーコンピューター「SX-Aurora TSUBASA」を納入したと発表した。すでに12月から稼働を開始しており、将来の気象災害の軽減を目的とした精度の […]

日本電気(NEC)は12日、チェコ気象庁(CHMI)にベクトル型スーパーコンピューター「SX-Aurora TSUBASA」を納入したと発表した。すでに12月から稼働を開始しており、将来の気象災害の軽減を目的とした精度の高い気候モデルの解析に使用されている。

ベクトル型スーパーコンピューターとは、ベクトル型プロセッサと呼ばれる高速なCPU(中央演算処理装置)を搭載するタイプのスパコンを指す。複雑な計算やビッグデータの高速処理を得意とし、気象予報をはじめ地球環境の変動解析、流体解析、ナノテクノロジーや新素材開発などのシミュレーション、人工知能(AI)の活用において本領を発揮する。

今回納入した「SX-Aurora TSUBASA」は同プロセッサをベースとするカード型のベクトルエンジン(VE)を多数搭載し、CPUの中心であるコアと、データの転送速度に関わるメモリ帯域の両方で世界トップクラスの性能を実現した。高効率の冷却技術の採用により、空調設備を追加せずに稼働できる優れた省エネ性能を持つ。