リトアニアのエドテック(教育工学)企業ヴェクスチャ(Vexture)が、オープンソースeラーニング・プラットフォーム「ムードル」の公認パートナーに認定された。導入・運用に当たってのサービス実績が認められた格好で、同社はバルト地域におけるムードルの利用拡大に今後も力を尽くす姿勢だ。
ヴェクスチャのパウリウス・ノムガウダス最高経営責任者(CEO)は「ムードルの再販業からスタートしたが、eラーニング・サービスの需要が急速に高まったことで、ムードルの導入、ホスティング、カスタム化、システム統合など、短期間でさまざまな経験を積むことができた。今回の公認パートナー認定は、実績とそれに基づくノウハウが評価されたものと受け止めている」と喜びを語った。
同社は2018年の創業で、エドテック・ソリューションのプロバイダとして急激な成長をとげた。幼稚園から義務教育、高等教育、従業員教育まで幅広くカバーする。電力のイグニティス、ホームセンターのケスコ、ウィーン保険グループ(VIG)子会社のコンペンサなど、大手企業とも取引がある。