サンダルで有名な独ビルケンシュトックは26日、同社の過半数資本を米仏系投資会社Lキャタルトンと仏アルノー家の資産管理会社フィナンシエール・アガシュに売却することで合意したと発表した。中国やインドなど将来性の高い市場で成長していくためにはパートナーが必要なためと説明している。取引の詳細は公表しないことで合意した。
ビルケンシュトックは1774年創業の老舗オーナー企業で、従業員数は3,600人。2019年9月通期の売上高は前期比11%増の7億2,150万ユーロで、営業利益(EBIT)1億6,100万ユーロを計上した。