ポーランドと韓国、ポーランド新ハブ空港計画で提携

ポーランドと韓国が、ポーランド新ハブ空港(CPK)計画で提携する。両国政府および新空港「連帯空港(STH)」と仁川空港の運営体は2月26日、基本合意書を交わした。提携期間は3年で、プロジェクト規模は350万ユーロ。ハブ空港の計画策定、設計、用地取得が計画されている。仁川空港がSTHにノウハウを提供すると同時に、政府間では経済・投資面で協力を進める。

CPKはポーランド最大級のインフラプロジェクト。ワルシャワの東方約40キロに位置するスタニスワヴフ村郊外に設置される。空港と鉄道、道路を結ぶトランジットハブの整備が目的で、マルチン・ホラワ副インフラ相(CPK担当)は署名式でCPKが「極東地域にとって欧州連合(EU)への新しい玄関口となる」と意義を語った。

これまでの計画によると、新空港は年間処理能力4,500万人でスタートし、最大1億人に引き上げることを視野に入れる。2027年末までにフル稼働する。

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