ポルシェ―クロアチアEVメーカーに追加投資―

独フォルクスワーゲン(VW)グループのスポーツカー製造子会社ポルシェが、クロアチア電動車メーカー、リマック・オートモビーリへの出資比率を従来の15.5%から24%へ引き上げた。追加投資額は7,000万ユーロ。リマックの部品開発力を特に評価している。

リマックは2009年の創業。電動スーパーカーのほか、高電圧バッテリー、駆動システム、ヒューマンマシンインターフェース(HMI)などを手がける。主要株主には創業者のマテ・リマック社長、ポルシェのほか、中国バッテリー大手の駱駝集団(Camel Group)、韓国の現代自動車と起亜自動車が名を連ねる。

ポルシェは18年にリマック株10%を買収。翌19年に5.5%を追加取得した。

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