建築家や都市計画事業者、不動産業界向けに、建築対象の完成後の姿を3Dモデルで提示する仮想現実(VR)プラットフォームを開発している。設計段階の対象物に対しVRや拡張現実(AR)技術を用いることで、体験者はヘッドセットを通じて仮想空間で対象を鳥瞰的に眺めたり、建物の内部を移動したりできる。シミュレーション機能により子供や老人、障碍者など様々な属性を持ったユーザーの視点で追体験できるため、事業者は想定する利用者の立場に立った決定が行いやすくなる。
独自の「3Dモデリング」技術により2Dの設計図やスケッチを3Dモデルに変換する。VRヘッドセットの使用により体験者は仮想化された建築空間に没入することができる。
同社は自身も建築家のグニタ・クリコフスカ最高経営責任者(CEO)によって2016年に設立された。「百聞は一見に如かず」を地で行くテクノロジーを建設業界にもたらすとして注目を集めている。現在、ラトビアのビジネススクール「RISEBA」(旧リガ国際経済経営大学院)の建築学部、ベルギーのトマス・モア応用科学大学、フィンランドのメトロポリア応用科学大学と提携している。
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