独自動車部品大手コンチネンタルがセルビア北部ボイボディナ自治州の州都ノビサドに新工場を開設した。同国政府が7日明らかにした。投資額は1,400万ユーロで、ディスプレイやカメラなどを含む車載電子機器を生産する。従業員は約500人。
コンチネンタルはハンガリー国境に近い北部スボティツァで2013年からパワートレイン用ホースラインおよびホースシステムを生産している。同工場には17年に生産能力増強と施設拡張に向け1,700万ユーロを追加投資した。
ノビサドには2018年に開所した内装部品と安全制御システムの研究開発(R&D)センターがあり、エンジニア約600人が従事する。同地の新工場とスボティツァ工場も含め、ボイボディナ自治州はコンチネンタルのセルビア事業拠点となっている。