ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は4日、同国の2021年2月の新車販売(乗用車・小型商用車)が12万81台となり、前年同月に比べ0.8%増加したと発表した。
自動車製造業者委員会(AMC)のトーマス・シュテルツェル会長は年初の販売動向について、「1月は前年同月をやや下回っていたが、2月は微増となった。これは、継続的な安定化およびそれに続く回復の兆候のようだ」とコメントした。なお、同会長は、「AMCの最近の記者会見の発表にあったように、全般的に市場は昨年のレベルにとどまる」と述べ、3月はすべてのブランドの販売データが揃うため、より正確な販売動向が明らかになる、と説明した。