ベアリング大手SKF、伊アイラスカ工場でSuPB生産へ

スウェーデンのベアリング大手SKFは4日、伊北部トリノ近郊のアイラスカにある工場を拡張すると発表した。工作機械用の超精密軸受(SuPB)の生産強化が目的。近在の既存2工場から生産移管する形で整備する。

4億スウェーデンクローナ(約3,930万ユーロ)を投資し、SuPBの完全自動生産ラインを複数導入する。最初のラインは2022年中に稼働する予定。

今回の措置により、これまでSuPBを生産してきたピアネッツァ工場をアイラスカ工場に統合する。ビラール・ペロサ工場は鉄道および航空宇宙産業向けのベアリング製品に注力する。

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