ドイツの特殊容器大手ゲレスハイマーはこのほど、北マケドニアの首都スコピエで医療器具工場の第一期工事を完工し、医療用プラスチック容器の生産を開始した。同工事の投資額は2,500万ユーロ。2024年までに200人を雇用する。
同社は第二期工事でガラス製プレフィルドシリンジ(あらかじめ薬剤を充填できる注射器)の生産ラインを追加する。中期的には従業員を倍増させる予定。工場建設の総投資額は5,000万ユーロ。
北マケドニアを選んだ理由としてゲレスハイマーは、◇インフラが整っている◇コストが安い◇専門職の人材が豊富◇当局の支援の厚さ――を挙げている。