インドのマヒンドラグループは6日、英ウェストミッドランズ州に設計開発拠点の「マヒンドラ・アドバンスト・デザイン・ヨーロッパ(MADE)」を開設したと発表した。分野横断的な機能を持つ中核拠点(CoE)として整備し、電動SUVモデルやコネクテッドカーなど先進的な自動車・モビリティを設計、開発していく。今年7月1日に事業を開始する予定。
MADEは印ムンバイのマインドラ・デザインスタジオ、伊トリノのピニンファリーナ・デザインととともに、マヒンドラのグローバルなデザインネットワークを構成する。英国拠点の稼働により、全社的な設計開発能力が飛躍的に高まるという。
マヒンドラはプレスリリースで、MADEでは「洗練された、存在感のある本格的なSUV」のデザインを開発するためコベントリー大学やロイヤル・カレッジ・オブ・アートなど内外の優れたデザイン系学校とも協力していく、としている。