EKPO、GCKから燃料電池スタックを受注

自動車部品大手の独エルリングクリンガー(EK)と仏プラスチック・オムニウム(PO)はこのほど、両社が設立した燃料電池スタックの開発・生産・販売を事業とする合弁会社EKPOフューエルセル・テクノロジーズ(以下、EKPO)がモータースポーツチーム、グリーン・コープ・コネクション(GCK)から燃料電池スタックを受注したと発表した。出力が200キロワット超のスタックモジュールを供給する。

GCKはEKPOから調達したシステムを様々な用途に合わせて調整する計画。第1弾として、2023年のダカールラリーに参戦する車両に搭載する予定。

EKPOはEKの本社のある独バーデン・ビュルテンブルク州のデッティンゲン/エルムスに本社を置き、2021年3月に公式に事業を開始した。本社拠点では現在、自動車用の燃料電池スタックを年間で最大1万個、生産する能力を持つ。同拠点では、バイポーラプレートなどスタックの主要部品も生産している。

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