独が日本からの入国制限解除

ドイツ政府は日本からの入国制限を6日付で解除した。欧州連合(EU)理事会の勧告を受けた措置で、日本からの渡航者は事前の滞在許可取得や出張理由書などの準備なしで入国できるようになった。デジタル入国登録(DEA)と隔離の義務も課されない。

ただし、入国に際しては陰性証明の提示が義務付けられる。陰性証明の検査は抗原検査の場合で入国前48時間以内、PCR検査の場合で同72時間以内にそれぞれ行われなければならない。

ドイツはEU理事会の勧告をベースに入国制限の解除対象国を定期的に見直している。同対象国は現在、日本、オーストラリア、イスラエル、ニュージーランド、シンガポール、韓国、タイの7カ国。中国(香港とマカオを含む)は安全な国のリストに入っているものの、EU からの渡航者を受け入れていないため、ドイツを含むEUは相互主義に基づき同国からの渡航を制限している。

ドイツは2月初旬、日本を入国制限解除対象国から除外していた。

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