アウディ―「26年以降は内燃機関車の発表なし」=社長―

フォルクスワーゲン(VW)の高級乗用車子会社アウディは2026年以降、ガソリン・ディーゼル車の新モデル発表を行わない意向だ。マルクス・デュースマン社長が17日、従業員代表と上級管理職に明らかにしたもので、ハイブリッド車も新モデルを発表しない。『南ドイツ新聞』が報じた。広報担当者は憶測にはコメントしないとしている。

同紙によると、アウディが最後に発表する内燃機関車は都市型SUVの「Q」モデル。同モデルは33年頃まで販売する。その後は販売車種を電気自動車(EV)に絞り込む。また、小型車「A3」と中型車「A4」は廃止。後続モデルは完全に新しいコンセプトで開発し、車名も改める。

デュースマン社長はエンジンの新規開発を行わない意向を3月に表明した。今後の排ガス規制には既存エンジンの改良を通して対応していく。

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