ドイツ機械工業連盟(VDMA)は1日、同国の構内物流(イントラロジスティクス)技術業界の生産高が今年は最大10%増え、234億ユーロに拡大するとの予測を発表した。昨年はコロナ禍の影響で前年比13%減の213億ユーロへと大幅に落ち込んだものの、今年1~4月の新規受注が前年同期比27%増と好調なことから大きく回復する見通し。1~4月の新規受注はコロナ禍前の19年同期に比べても15%高い。
昨年の業界輸出高は16%減の142億ユーロへと後退した。今年1~3月も前年同期を約7%下回っている。ただ、新規受注が好調なことから今後は拡大に転じる見通しだ。