架線給電トラックでシーメンスとコンチネンタルが協業

独電機大手シーメンスと自動車部品大手コンチネンタルは29日、架線給電トラック用パンタグラフの開発・生産に向けて協業すると発表した。トラックメーカーが必要とする量を手ごろな価格で提供できるようにする考え。架線給電網が欧州の高速道路の主要区間に構築されることが今回の協業を商業化できるかどうかのカギを握ることになる。ドイツについては総延長1万3,000キロメートルのアウトバーンのうちトラック走行が特に多い計4,000キロの区間に設置すれば、温暖化防止に大きく貢献できるとしている。

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