ロシア初のデジタル造船所、12月までに着工

ロシア北西部に位置するカレリア共和国のアルトゥール・パルフィーンチコフ知事は2日、ペトロザヴォーツクのオネガ造船所で「デジタル造船所」の建設が11~12月に始まる予定であることを明らかにした。ロボットやIT技術などを活用して生産を効率化する「インダストリー4.0」を導入し、造船市場での競争力を強化する。2024年の完工を見込む。

ロシアでのデジタル造船所開設は初めて。造船デジタル化によって生産効率を高め、喫水の浅い海川両用船舶の建造で世界大手の仲間入りを目指す。既存の生産施設はデジタル造船所の完成後に近代化し、大型船舶の建造に活用する。

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